アロワナ

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?アロワナ

Scleropages formosus
分類
動物界 Animalia
脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
条鰭綱 Actinopterygii
アロワナ目 Osteoglossiformes
亜目 アロワナ亜目 Osteoglossoidei
アロワナ科 Osteoglossidae
亜科 アロワナ亜科 Osteoglossinae
下位分類群
本文参照

アロワナとは、アロワナ目アロワナ科アロワナ亜科 Osteoglossinae に属する大型の古代魚の総称。南アメリカオーストラリアおよび東南アジアの淡水に生息する。

目次

概要

アロワナは淡水域に生息する魚のうちでも大型に成長する種類のものが多く知られている古代魚で、食性は主に肉食(小型の魚類・昆虫などを捕食する)だが、飼育環境下での性質は穏やかで、また飼育方法も確立されていることからペットアクアリウム観賞魚)として人気があり、飼育者に懐くともされる。

小型魚を丸呑みするために下あごがせり出したような大きく開く口が特徴的で、体半分より後に尾に続く背びれ・尻ひれと、大きく発達し斜め下方に延びた胸ひれを持つ。うろこは大抵の種類で大きくその一つ一つがはっきりしており、そのいずれにも濃淡や色彩の変化がある。

中国では「龍魚」(日本でいう龍魚はUMAで別物・チョウザメの一種とも考えられている)と呼ばれ、が権力と繁栄を象徴することから、華僑などを中心に幸運を呼ぶとして愛好者が見られ、後述する紅い変異種は特に高値で取引される。日本でも大型でゆっくり泳ぐ様子や独特の風貌に対する愛好者が見られる。繁殖方法も確立されていることから、養殖された稚魚などがペット市場向けに流通している。反面、自然環境にいるものは保護され商取引や輸出入が制限されている種類も多い。

代表種

シルバーアロワナ Osteoglossum bicirrhosum
体長1m。生息域は南米アマゾン川の上流から下流まで、ペルーブラジル南米ギアナなど広範囲にわたる。本流はあまり好まず、岸辺や水没林など、餌となる昆虫類の豊富な支流のよどみに広く生息している。水質は(pH7.0 - 5.9 )中性 - 弱酸性の軟水を好み、軟泥の混ざった水域に多い。現地では食用にも供される。かつて日本でアロワナといえば本種を指した。稚魚は台湾やマレーシアなどの養殖場で育てられたものが、毎年、年明け頃より輸入され、比較的安価で購入できるようになった。
ブラックアロワナ Osteoglossum ferreirai
シルバーアロワナと体型はよく似ている。ネグロ川や、支流のブランコ川の一部に分布し、水質は弱酸性(pH6.5 - 5.5 )を好み、導電率のかなり低いブラックウォーターと呼ばれる水域に生息している。神経質な魚と言われており、幼魚の頃は水質の急変や環境の変化に非常に弱く、飼育が難しい。最近では、ネグロ川水系の環境が年々悪化してきており、ワイルドなどは高価で取引されている。近い将来には、アジア・アロワナ同様輸出が規制される可能性の有る種類とも言われている。
ノーザンバラムンディ Scleropages jardini
体長60cm 以上。オーストラリアパプア・ニューギニアなどに生息する。シルバーアロワナなどよりも体の柔軟性に欠け、遊泳中の反転を容易にするため奥行きの広い水槽での飼育が必要。性質は荒く、同種での少数[要出典]飼育は死に至る闘争になる事が多い。混泳の難しい魚と言われている。
スポッテッドバラムンディ Scleropages leichardti
形態はノーザンバラムンディとほぼ同様。鱗に赤色のスポットがある。
アジアアロワナ
体長60 - 70cm 。ワシントン条約 (CITES) の絶滅危惧種に指定され、原産地のインドネシアマレーシアなどからの輸入は養殖個体のみ認められている。また、輸入する際には許可証が必要である。非常に高価な魚で、成魚には数十万円の値がつけられる。特に赤色(紅龍)または金色(過背金龍)の個体は、高額で取引される。
アジアアロワナ
アジアアロワナ

飼育

熱帯魚のため、温度管理には気を使うべき。25°C前後がよい。pHも種によって適応するものに調節する必要がある。成長すると100cmほどになるため最低でも150 - 200cm以上の水槽でないと飼育は難しい。生後1年未満の幼魚から成長する速度は急激なものがあり、シルバーアロワナでも2年程度で50cmを超える。振動や物陰でおびえさせると水槽から飛び出してしまうこともあるため、丈夫な蓋が必要である。

餌は、和金の幼魚やアカヒレなどの小型魚の生餌だが、与え方によっては人工飼料も食べる。たまにコオロギミルワームなども与えて栄養バランスを取る。飼育書の多くでは、単一の餌では栄養に偏りが出て体色や体型に影響が出るとして、複数種類の餌を用意して与えることを勧めている。

近年飼育が出来なくなった為か、上記のこの様な種が日本の各、川・湖などで発見されている。アロワナは肉食であり、河川の生態系をくずす懸念があることはいうまでもなく、決して放流してはならない。温暖化の影響や、工場排水などで冬季に死滅する可能性もわずかではあるが低くなっている。

分類

一般にアロワナと呼ばれるのは、アロワナ亜科 Osteoglossinae に属する魚である。アロワナ亜科は2 属8 種を含む。

アジアアロワナに関して、未だ一種とする説が有力でScleropages 属は3種としている学者が殆どである。

アジア・アロワナの商業上の分類

  • グリーン・アロワナ(青龍)
  • バンジャール・アロワナ(黄龍)
  • マレーシア・ゴールデン(過背金龍)
  • スマトラ・ゴールデン(紅尾金龍)
  • スーパー・レッド(血紅龍)
  • チリレッド(辣辛紅龍)
  • 高背金龍(マレーシアゴールデン×スマトラゴールデン)
  • 紫紅金龍(スーパレッド×マレーシアゴールデン)
  • 1.5号紅龍(スーパーレッド×バンジャール)
  • 2号紅龍(バンジャール×グリーン)
  • マクニカ

関連項目

ウィキメディア・コモンズ

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