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ショックとは、日本語で末梢循環不全といい、重要臓器の血流(特に微小循環)が障害されて起こる、急性の疾患群の事を指す。細胞障害を生じるため、末梢血管の虚脱、静脈還流量の減少、心拍出量の低下、組織循環能力の低下等の循環機能障害を見る。
症状顔面蒼白、全身の冷汗と体温低下に伴う全身性発汗、末梢静脈虚脱等。血圧低下や頻脈も良く見るが、頭蓋内出血によるものであれば血圧・脈拍は正常の範囲である事が多い。 原因
検査
ショックの分類ショックは一般的にハリソンの原因分類(1. 低容量・血液量減少性 2. 心原性 3. 細菌性・敗血症性 4. 血管運動・閉塞性)によって分類されるが、症候学的には、末梢の血流が増える(暖かくなる)ウォームショックと、末梢が虚血になる(冷たくなる)コールドショックに分類される。コールドショックは、毛細血管が拡張するために循環血流量が相対的に不足していることを意味する。ウォームショックも、心臓を空うちさせて疲労させるため無治療では最終的に心機能が低下し、コールドショックへ移行することになる。 コールドショック
ウォームショック
ショックの診断クリニカルアプローチとしては意識、呼吸、脈拍、血圧、体温、尿量という順に調べていくべきである。病歴とバイタルサインで大抵の場合はショックを想定することができる。ショックと診断した後はショックの原因を考えていく。まず、皮膚が温かいかを調べ、ウォームショックとコールドショックを分類する。ウォームショックであれば、アナフィラキシーショック、神経原性ショック、敗血症性ショックである。コールドショックである場合は、出血があるかどうか調べる。大量出血があれば出血性ショックを疑う。出血が認められなかったら頸静脈の怒張をみる。頸静脈の怒張がみられれば心原性ショック、なければ脱水によるショックである。 ショックの治療
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