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ナイルパーチ、学名 Lates niloticus は、スズキ目・アカメ科に属する魚の一種。アフリカ大陸の河川や湖に生息する大型の淡水魚である。現地では商業上重要な食用魚で、多くがヨーロッパや日本に輸出される。また観賞魚としても人気が高い。 概要最大で体長2 m、体重200 kg に達し、淡水魚としては大型の部類に入る。同属で日本産のアカメ L. japonicus に近縁であり、外見も酷似している。 アフリカ熱帯域の河川・塩湖・汽水域に広く生息する。肉食性で、小魚や甲殻類などを貪食する。 水産資源としての価値が高く、もともとの分布範囲を超えてアフリカ各地に放流され、定着している。由来は1950年代に当時の宗主国イギリスにより、漁獲量向上のために導入されたようである。 放流された水域では外来種として在来生物群集に大きな影響を与えている。たとえばヴィクトリア湖では、ナイルパーチの放流が原因で固有種が激減し、生態系に深刻な影響が出ているとされる。ドキュメンタリー映画・映像番組『ダーウィンの悪夢』は、ヴィクトリア湖における養殖から派生する数々の社会問題を主題としている。この作品はベネチア国際映画祭ヨーロッパ・シネマ・レーベル賞を始め、映画賞を多数受賞した。但し、その一方ではこの映画は政治的なプロパガンダであるとの批判もあり、賛否両論である。 利用ナイルパーチは大型魚で、肉質も癖がない白身であることから、食用として需要が高く全世界に輸出される。特にヨーロッパと日本に多く輸出されており、日本ではレストランや給食などでフライ用の「白身魚」として供される(トリビアの泉)。また、店頭では「スズキ」「白スズキ」などの名で販売される。回転寿司ではスズキの代用にされることもある。 参考文献
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