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ナヌカザメ Cephaloscyllium umbratile(七日鮫、英名:Blotchy swell shark、ブロッチー・スウェル・シャーク)は、メジロザメ目トラザメ科 Scyliorhinidae に属するサメ。体長1.2 m。「ナヌカ」は漢字で書くと「七日」で、生命力が強く水から揚げても七日間生きると云われたことからその名が付いた。 ナヌカザメの仲間は世界に7種が分布するが、日本近海に生息するのはナヌカザメ C. umbratile 1種のみである。ナヌカザメ属については後述。
分布日本近海から南シナ海までの西部太平洋、タスマニア島のバサースト湾。パプアニューギニア周辺海域にも生息している可能性がある。 形態・生態体長1.2 m。体型は円筒形だが、胴体の前半が膨らみ、ややどっしりとした印象を受ける。鰭は小さく、速く泳ぐというよりは、体をくねらせて狭い所を泳ぎ抜けるのに適している。褐色の体色に、黒褐色の大小の斑点が散在する。体表はかなり粗くザラザラしている。細長い体は岩や海藻の陰に身を隠しやすく、体の模様が背景に溶け込んでさらに発見しづらい。口幅は広く、小さな歯が多数並んでいる。夜行性で、小魚や甲殻類、頭足類を捕食する。 底生性。海中林やサンゴ礁などで生活する。水深400mほどの深海で暮らしている[1]。性格はおとなしく、日中は岩陰でじっとしてあまり動かない。 危険を感じると、海水や空気を吸い込んで胃を膨らませるという特徴的な習性を持つ。これにより外敵に体を大きく見せたり、隠れ場所の岩の隙間などに体を固定したりすることができる。英語ではナヌカザメの仲間をSwell shark (スウェル・シャーク、Swell は「膨らむ」の意) という。中にはBalloon shark (バルーン・シャーク、Balloon 「風船」)という名のサメもいる。 トラザメと同様、人魚の財布と呼ばれる卵を産む。大きさは10 cm 程度で、トラザメのものよりも一回り大きい。卵はムチヤギ(刺胞動物)にからみついている。孵化するまでに1年かかる。 ナヌカザメ属ナヌカザメ属 Cephaloscyllium には7種が含まれる。外見はよく似ているが、種によって模様や色が異なる。以下は種のリスト(学名のアルファベット順)。
水族館丈夫でおとなしく、飼いやすいことから水族館での飼育が多い。 参考文献
脚注関連項目 |
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