北陸地方

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北陸地方のデータ
3県の合計
面積 12,621.99km²
総人口 3,107,185
(2005年国勢調査
人口密度 246.17人/km²
(2005年国勢調査)
北陸地方の位置

北陸地方(ほくりくちほう)は、五畿七道北陸道に由来する地方名で、畿内から見て北方にある本州日本海側に面した地域。北陸地方に含まれるは、富山県石川県福井県の3県とする場合が多いが、これに新潟県を加えた4県とすることもある。両者を区別するため、「北陸3県」「北陸4県」と言い分けることも多いが、『ウィキペディア(Wikipedia)』では便宜上「狭義」「広義」として区別する。当記事は「狭義」にあたる「北陸3県」について詳述し、断りのない限り「北陸」「北陸地方」は「狭義」を指す。「広義」については北陸地方 (広義)を参照。

目次

歴史

詳細は北陸地方 (広義)#歴史を参照

幕藩体制下において富山(越中国)は加賀国能登国とともに加賀藩の直接的、間接的支配下にあり、政治的な影響下にあった。廃藩置県の際に富山と石川は同じ県になる案があったが、両地域で分県運動がおこり、別々の県として独立した。宗教では浄土真宗への帰依が深く、戦国時代には一向一揆の主要な拠点になった。福井はかつての若狭国越前国からなる

地勢

代表的な山麓として、日本三名山に数えられる、立山連峰(富山県)と白山(石川県・福井県)が挙げられる。冬にはオホーツク寒気団が山脈にぶつかる事で冬の大雪と春からの雪解け水を北陸にもたらしてきた。富山湾は定置網漁が盛な漁場として知られ、若狭湾沿いには原子力発電所が多く立ち並んでいる。

地方内の繋がり

県庁所在地である富山市金沢市福井市の各市が、それぞれの県での中心都市となっている。かつての加賀藩都である金沢が伝統的に栄えてきたが、廃藩置県後はそれぞれの県で性格が分かれていき、集約化は起こらなかった。金沢は観光と商業が発達しており、富山は重工業を中心として経済力が発達、福井は軽工業が発展しており、近畿地方との結びつきが強い。

全国から企業が進出し、北陸内で物販・サービスなどの業務を集約する場合は金沢市に、商社・大手電機・鉄鋼などは富山市に拠点を置くことが多い。富山県日立製作所東芝読売新聞など)や、福井県旭化成東レ飛島建設など)を拠点にする企業もみられる。一方で北陸電力北陸銀行は富山に本社を置いている。

北陸3県を統括する国の地方支分部局は金沢市に集中している。(北陸農政局北陸総合通信局名古屋高等検察庁金沢支部など)

メディア

富山県石川県福井県で、それぞれ、テレビ、新聞、雑誌などのメディアが分かれていて、北陸地域全体を対象にする媒体はあまり多くない。 福井県の福井放送(FBC)、石川県の北陸放送(MRO)、富山県の北日本放送(KNB)が共同制作し、北陸おもしろネット・向こう三県両ドナリ!と言う3県共通のラジオコーナーが平日15分間生放送される。

地上波テレビ局

詳細は日本のテレビジョン放送局#広域放送または県域放送を参照

北陸地方ではテレビ東京系列のローカル局がない。富山県ではさらにテレビ朝日系列の局が無く、福井は加えてTBS系列の局が無い。北陸地方でこれら系列の放送を視聴するにはケーブルテレビ衛星放送などと契約する必要がある。一部の地域では他県の越境電波を利用でき、富山県で北陸朝日放送を、福井県では石川・中京・近畿の放送を視聴できる場合がある。

金融機関

FITネット
北陸全地域共通の銀行サービスは、長い間北陸銀行のみであったが、2005年9月26日に、福井銀行北國銀行富山第一銀行が、3行間でのATMCD利用手数料無料提携及び3行とのビジネスマッチング、ビジネスセミナー[1]などを行う業務提携、FITネットを開始した。[2]2007年10月には、FITネットが時間外、休日を含め完全無料化することに対抗し、2007年5月22日に福邦銀行と北陸銀行は、同10月を目処にATMの相互無料開放をすると発表した。[3][4]
北陸3県応援ファンド・FITネット三県応援ファンド
北陸銀行が2003年5月30日に、北陸に本社を置くまたは進出する企業の株式投資をする金融商品北陸3県応援ファンドを開始した。[5]
福井銀行、北國銀行、富山第一銀行は、FITネット・三県応援ファンドの募集を、2005年11月15日から開始した。FITネット・三県応援ファンドは、80%がソブリン債など、20%が北陸に本社を置くまたは、進出などで雇用を創出している企業に投資される。[6]

電力

北陸地方の電力は概ね北陸電力(本社富山市)が供給している。敦賀市を除く福井県嶺南地域のみ関西電力が担当する。どちらの家庭用電源周波数も60Hzである。

北陸地方は発電所の建設に適した立地に恵まれ発電所が多く存在している。うち黒部ダムをはじめとする12箇所の水力発電所と美浜,高浜両原発は関西電力が保有している。

北陸電力の電気料金は日本で最も安く[7]、アルミ産業をはじめとする製造業が北陸に拠点を置く理由となっている。一般家庭の電気消費量も高く、富山が全国一位となっている。さらに余剰電力を隣接する関西電力と中部電力に売却している

交通

産業・経済

水と電力、労働人口等の資源に支えられて工業化がすすみ北陸工業地域が形成されている。

雇用

有効求人倍率女性就業率が高く、通勤時間が短い。[8][9][10]

経済団体

地域

都市圏

10万人以上の都市雇用圏(2000年国勢調査時点の10%都市圏)

  • 富山県
富山都市圏(54万1761人)
高岡都市圏(37万4530人)
魚津都市圏(13万4411人)
  • 石川県
金沢都市圏(73万2467人)
小松都市圏(13万8908人)
  • 福井県
福井都市圏(56万0601人)
武生都市圏(11万4823人)

人口

ISO 3166-2 都道府県名 順位 人口 割合
JP-16 富山県 38 1,116,926 0.90%
JP-17 石川県 35 1,179,168 0.90%
JP-18 福井県 43 827,110 0.60%
北陸地方 3,123,204 2.40%

※順位・人口・割合は2003年10月1日のデータによる。

年齢構成

年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]

年齢 人口
0~4歳 画像:g50.png画像:g10.png画像:g01.png 144
5~9 画像:g50.png画像:g10.png画像:g03.png画像:g01.png 149
10~14 画像:g50.png画像:g10.png画像:g03.png画像:g01.png 149
15~19 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g01.png画像:g01.png 168
20~24 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g01.png画像:g01.png 169
25~29 画像:g50.png画像:g30.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 208
30~34 画像:g50.png画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png 221
35~39 画像:g50.png画像:g30.png画像:g01.png 189
40~44 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 185
45~49 画像:g50.png画像:g30.png画像:g01.png画像:g01.png 192
50~54 画像:g100.png画像:g05.png画像:g01.png 247
55~59 画像:g100.png 234
60~64 画像:g50.png画像:g30.png画像:g05.png画像:g01.png 200
65~69 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png画像:g01.png 181
70~74 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g03.png画像:g01.png 174
75~79 画像:g50.png画像:g10.png画像:g01.png 142
80歳以上 画像:g50.png画像:g10.png画像:g10.png画像:g03.png 172

年齢5歳階級別人口
2003年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]

年齢
74 画像:g30.png画像:g01.png 0~4歳 画像:r30.png 70
76 画像:g30.png画像:g01.png画像:g01.png 5~9 画像:r30.png画像:r01.png 73
77 画像:g30.png画像:g03.png 10~14 画像:r30.png 72
86 画像:g30.png画像:g05.png画像:g01.png 15~19 画像:r30.png画像:r05.png 82
89 画像:g30.png画像:g05.png画像:g03.png 20~24 画像:r30.png画像:r03.png画像:r01.png 80
107 画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g01.png 25~29 画像:r30.png画像:r10.png画像:r03.png 101
112 画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png 30~34 画像:r30.png画像:r10.png画像:r05.png画像:r01.png 109
94 画像:g30.png画像:g10.png 35~39 画像:r30.png画像:r10.png 95
92 画像:g30.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 40~44 画像:r30.png画像:r05.png画像:r03.png画像:r01.png 93
95 画像:g30.png画像:g10.png 45~49 画像:r30.png画像:r10.png画像:r01.png 97
122 画像:g50.png画像:g01.png画像:g01.png 50~54 画像:r50.png画像:r03.png 125
116 画像:g30.png画像:g10.png画像:g05.png画像:g03.png画像:g01.png 55~59 画像:r50.png 118
97 画像:g30.png画像:g10.png画像:g01.png 60~64 画像:r30.png画像:r10.png画像:r03.png画像:r01.png 103
83 画像:g30.png画像:g05.png 65~69 画像:r30.png画像:r10.png画像:r01.png画像:r01.png 98
78 画像:g30.png画像:g03.png 70~74 画像:r30.png画像:r10.png画像:r01.png 96
59 画像:g10.png画像:g10.png画像:g05.png 75~79 画像:r30.png画像:r05.png 83
54 画像:g10.png画像:g10.png画像:g03.png 80歳以上 画像:r50.png 118


北陸地方振興の試み

各県での最有力紙である、北日本新聞北國新聞福井新聞福井県石川県富山県が共同で、「ネクスト北陸キャンペーン実行委員会」を組織し、毎年3県全てで、パネル討論会などを行っている。同様に、北陸経済連合会福井県石川県富山県北陸電力が、北陸イメージアップ推進会議を設立し、対外的な北陸のイメージアップの調査、実践を試みている。

脚注

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  1. ^ 「FITネットビジネスセミナー」の三行共同開催について 福井銀行 2007年2月20日
  2. ^ 北國銀行・福井銀行・富山第一銀行の「FITネット」業務提携の締結について 北國銀行 2005年9月26日
  3. ^ 福邦銀行発表 2007年5月22日。閲覧:2007年8月9日
  4. ^ 福邦銀行(福井)とATM提携 北銀・10月めど相互無料化 北日本新聞 2007年5月23日付
  5. ^ 「「北陸3県応援ファンド」の窓口販売開始について」北陸銀行 2003年5月16日
  6. ^ 富山第一銀行、福井銀行、北國銀行による『FITネット・三県応援ファンド(愛称:ベストフィット)』の取扱開始について 富山第一銀行 2005年11月16日
  7. ^ [電気料金(一般電気事業者間比較)]電気事業便覧
  8. ^厚生労働省:都道府県別有効求人倍率の推移[季調値](含パート)」、厚生労働省、2005年
  9. ^平成16年版 働く女性の実情」、厚生労働省、2005年
  10. ^ 「平成15年住宅・土地統計調査」、総務省統計局、2004年

関連項目

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