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原生動物(げんせいどうぶつ)とは原生生物のうち動物的なものを指す語。原虫とも。分類学上は以下の2種類の定義がある。ただしどちらも現在では通用しがたい分類単位であり、現在使われる場合は、分類群の名としてより、大まかな印象として使われていると見た方がよい。
原生動物門かつて、生物を動物と植物に分けていた(2界説)頃に使われた分類群の名。運動性がある真核生物はほとんど動物として扱われていたので、単細胞で運動性のあるものを単細胞の動物であるとして原生動物門 (Protozoa) にまとめた。 その下に を置くのが、比較的伝統的な扱いであった。aの鞭毛虫綱とbの根足虫綱をまとめて有鞭肉質虫綱などとしたものもある。cの胞子虫綱は後に細分された。 それらは、5界説のもとでは、いずれも原生生物界に所属させる。 鞭毛虫類には、光合成能のあるものも含まれており、これを植物性鞭毛虫と称していた。従ってそこには、実質的に、ほとんどすべての藻類にまたがるものが含まれていたことになる。同様に、今では繊毛虫類以外の分類群は、いずれも多系統であると考えられている。生物の分類を参照のこと。 各群の内容もはや存在しない分類群ではあるが、全体を見渡す意味はあると思われるので、簡単に記しておく。
原生動物界キャバリエ=スミスによる8界説では、原生生物からクロミスタ界、アーケゾア界をのぞいたものを原生動物界と名付けている。いわゆる原生生物界から、系統的にまとまったものを取りのけた感が強い。生物の分類を参照のこと。 関連項目
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