幽霊

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幽霊(ゆうれい)は、日本民間信仰の中で、ヒト死亡して肉体が消滅した後も、この世(娑婆)に未練や恨みがあるために成仏できず、浄土にゆけない魂がそれらしき姿と声を持って、因縁ある人物の前に出現するものと言われている。

存在が科学的に確認された例は一つもないが、江戸時代以前から怪談という形で流布し、今も小説落語笑話などフィクションの世界にはよく登場する。亡霊も参照。

7月26日は「幽霊の日」となっている。1825年7月26日に江戸の中村座という芝居小屋で「東海道四谷怪談」が初公演された事に因んでいる。

サブカルチャーにおいても、幽霊は生きている人間とは決定的に違う部分が萌え要素となる。


目次

幽霊のカタチ

日本では、幽霊の描写として『乱れ髪に天冠(三角頭巾)、死装束の足がない女性』という、芝居やお化け屋敷などでの典型的な姿でイメージされることが多い。この「日本型幽霊」は、江戸期に浮世絵の題材として描かれてから定着したものである。「いくさ死には化けて出ない」との言い伝えもあるが、平家の落ち武者や大戦での戦死者のように、死んだときの姿のまま現れると言われる幽霊も多い。一方、海外の幽霊は足があるものが多い。

足のない幽霊

「足のない幽霊を最初に書いたのは円山応挙」と言われることがあるがこれは俗説で、実際には、応挙誕生以前の1673年に描かれた「花山院きさきあらそひ」という浄瑠璃本の挿絵に、足のない幽霊の絵が描かれている。これが現存する最古の足のない幽霊の絵と言われており、この時代にはすでに「幽霊=足がない」という概念があったようである。ただし、応挙の幽霊画は江戸時代から有名であったらしく、その後多くの画家に影響を与えたといわれている。

幽霊の付く言葉・人

関連項目

ウィキメディア・コモンズ
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