東京

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東京

  1. 東京都区部 - 一都市としての東京。旧東京市の区域。本項で詳述。
  2. 東京都 - 1を県庁所在地とする都道府県地方公共団体)。東京都を参照。

東京(とうきょう、英語表記:Tokyo (Tokio)ローマ字Tōkyō)は、日本関東地方南部に位置し、明治2年(1869年2月11日)以来、日本の事実上の首都が置かれている都市、地域である。2009年現在、国際連合の統計によると、世界最大の都市とされる[1]

目次

地名の由来

「東京」の地名は、1868年9月(明治元年慶応4年)7月)に出された江戸ヲ称シテ東京ト為スノ詔書により、江戸町奉行支配地域を管轄する東京府が設置されたことに始まる。京都から見て東の京(みやこ)の意である。

「東京」の読みとしては、明治中期まで漢音の「トウケイ」も用いられていたが、次第に呉音の「トウキョウ」が広まった。漢音のケイは例えば京浜急行京王線のように現在でも東京の意として用いられている。また、明治中期頃までは「東亰」という表記も使われていた。この「亰」という文字は「京」の俗字である。「亰」を使ったのは、中国の東京との混同を防ぐためともいわれる。

江戸を東京と改称するという構想は、江戸時代後期の経世家である佐藤信淵が文政6年(1823年)に著した『混同秘策』に既に現われており、大久保利通はこれに影響を受けて江戸を東京とする建言をしたという[2][3]。明治新政府首脳は江戸への遷都を考えていたが、京都の公家らの反発が強かったため、遷都を避け、東京奠都の名の下に「京都にくわえて江戸もみやこである」と宣言したといわれている。

1889年明治22年)5月1日には、東京府の内の15区を東京府から分立して東京市とした。その後東京市は周辺の町村を合併し、区域は最終的には現在の東京都区部とほぼ同地域となった。1938年昭和13年)6月に内務省が「東京都制案要綱」発表し、1943年昭和18年)1月に日本政府が「東京都制案」を帝国議会に提出し可決されたことを受け、同年7月1日に東京都制が施行され、東京府と東京市は廃止されて東京都が設置された。

近年では2001年平成13年)1月21日に、東京都田無市保谷市の合併により西東京市が誕生したことに関して、石原慎太郎都知事が「正確には、北東京市じゃないのかな」と述べたエピソードがある。

世界都市へ

東京は世界有数の世界都市である。2008年、グローバリゼーションと世界都市の研究グループおよびネットワーク(GaWC)により、東京はパリ香港などと同ランクの第1級世界都市+に選ばれている[4]。また、アメリカの外交専門誌フォーリンポリシーによる世界都市インデックスではニューヨークロンドン、パリに次ぐ、世界第4位との評価を得ている[5]。ビシネス活動部門では、ニューヨークに次ぐ世界第2位と評価された。

2009年、財団法人森記念財団 都市戦略研究所は世界の都市総合力ランキング「Global Power City Index」を発表している[6]。このランキングでも東京はニューヨーク、ロンドン、パリに次ぐ世界第4位と評価されている。経済部門と研究・開発部門ではニューヨークに次いで世界第2位と評価された。シンガポールが世界第5位にランクされたが、上位4都市との差が大きく、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京のトップ4都市としての存在感が大きいと結論付けている。

また、2009年に世界4大会計事務所のひとつであるプライスウォーターハウスクーパースが発表したデータによると、東京のGDPは、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンなど世界の主要都市を抑えて世界トップとされた。

「東京」の範囲

歴史的に、江戸時代の御府内(江戸の市域)を中心に東京が形成された。これは凡そ旧東京市15区(麹町区神田区日本橋区京橋区芝区麻布区赤坂区四谷区牛込区小石川区本郷区下谷区浅草区本所区深川区)にあたる。その後、特別区は再編・拡大され、現在の東京23区となった。このため、後に編入された多摩地区や江戸川区などの古い住民の間では、現在も旧市街を指して「東京へ行く」といった表現が使用されることもある。

東京都区部

詳細は「東京都区部」を参照

東京都区部は、東京都東部の23の特別区から構成される地域である。今日でも、統計などで東京都区部を「東京」という一つの都市として扱う場合もある。しかし1943年7月1日に東京市が廃止されて以降、東京都区部を一体として管轄する地方自治体は存在しない。また、東京都区部(総称:東京)は東京都都庁所在地として認識される。ちなみに条例上の都庁所在地は「東京都新宿区西新宿二丁目」となっている(参考リンク)。

東京都

詳細は「東京都」を参照

東京市の後裔としての東京都

東京都は東京府と東京市が合わさってできたものであるため、旧東京市地域を管轄する地方自治体として公的に位置づけられる性格もあり、オリンピックの招致活動などでは東京都知事が東京の市長として扱われる。これはロンドンと似た構造となっている。

これは前述の東京都区部と同じ範囲である。

東京府の後裔としての東京都

東京都は、府県制時代の東京府の性格も有している。したがって、東京都は日本の47都道府県のひとつでもある。東京府の行政区域を受け継いだため、多摩地域伊豆諸島小笠原諸島までの広大な海域・島嶼も含まれる。府県制から都制へ移行した1943年(昭和18年)は、東京府には、東京府東京市と東京府八王子市と東京府立川市の3市が有ったが、都制施行と共に東京市が23区へ解体されたため、東京都はいったん、東京都八王子市と東京都立川市の2市に減った。その後、新憲法施行に伴い地方自治法が施行され、東京都三多摩地区には八王子市・立川市の他に多くの市が誕生した。

東京圏

詳細は「首都圏 (日本)」を参照

東京を中心とする地域の定義一覧」も参照

東京圏は、東京都区部を中心とする都市圏である。首都圏あるいは東京都市圏とも呼ばれる。東京の都市機能は東京都の区域を越えて他の県域を含む広範囲に広がっているため、都市計画や統計上の必要性から、周辺地域も含めた東京の都市圏が様々な主体によって定義されている。

一般的には、東京都心から50キロメートルから70キロメートル程度の圏内を首都圏とみなす定義、あるいは、利根川以南の島嶼部を除く南関東1都3県(東京都・埼玉県神奈川県千葉県)を首都圏とみなす定義が多く見られる。近年は新幹線などの交通網の発達により首都圏の範囲は広がっているととらえて、北関東甲信越地方、静岡県福島県浜通り中通りなどを含める論議もある。ただし定義によっては、市街地の連続性や交通網の発達度などの要素が見落とされていたり、科学的かつ厳密なものとは言い切れない場合もある。

東京地方

詳細は「東京地方」を参照

東京地方は、主として天気予報での用語である。東京都から島嶼部を除いた区域。

その他

和文通話表で、「」を送る際に「東京のト」と言う。

脚注

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関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

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