|
Article on other languages:
|
硬骨魚綱は、魚類の分類群(タクソン)のひとつ。現生魚類の大部分を占める。
特徴サメやエイ(板鰓亜綱)、ギンザメ(前頭亜綱)など、骨格がすべて軟骨でできている軟骨魚類に対して、硬骨魚類の多くは、骨格の大部分が、硬骨と呼ばれる硬い骨からなる(ただし、チョウザメ類のように、軟骨の割合が大きいものもいる)。硬骨には、軟骨の骨化した軟骨性硬骨、結合組織や外皮に由来する膜骨などがある。 分類軟骨魚類・硬骨魚類は、古くは魚綱の下位の軟骨魚亜綱・硬骨魚亜綱としたが、今では魚類を魚上綱として、軟骨魚綱と硬骨魚綱の2綱に分けることが多い。 なお魚類に無顎類(ヤツメウナギやヌタウナギ等)を含めるかどうかは、研究者によって意見が分かれる。最近の主流分類では脊椎動物亜門を二つの下門に分け、無顎類を「無顎動物下門 Agnatha」とし、他のすべての脊椎動物を有顎動物下門とする。 生物の進化上は、硬骨魚類は軟骨魚類から、軟骨魚類は無顎類から分岐した。 また、両生綱、爬虫綱、鳥綱、哺乳綱は、硬骨魚類から分岐した。下図参照。 ┏ 無顎類 (A) 脊椎動物┫ ┏ 軟骨魚類 (B) ┗ 顎口類┫ ┏ 条鰭魚類 (C) ┗ 硬骨魚類┫ ┏ 肺魚類 (D) ┗ 肉鰭魚類┫ ┗ 四肢動物━ (両生類,爬虫類,鳥類,哺乳類) すなわち硬骨魚類は(C)+(D)のグループであり側系統群(単系統群から一部の群を除いたグループ)のため、分岐分類学の立場では生物分類の単位とはされない。ただし実用性の観点から硬骨魚類の分類名は今後も使用されていくことであろう。最新の分類系統としては、上述のA,B,C,Dをすべて別個の系統として分類することが提唱されている。 分類概略硬骨魚類は、肺魚亜綱、総鰭亜綱、腕鰭亜綱、条鰭亜綱の4亜綱に分類される。 このうち、肺魚亜綱にはケラトドゥス目とレピドシレン目、総鰭亜綱にはシーラカンス目、腕鰭亜綱にはポリプテルス目だけしか現生目がない。 分類樹
関連項目 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
This article is from Wikipedia. All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.